今や、初心者でも簡単に作り方を学んで制作できるようになったホームページ。
ホームページは数あるエンターテイメントの中でも、手軽で親しみやすいものとして大変な人気を集めていますね。
初心者がホームページを利用してコンテンツを提供するのは、仲の良い友人と歓談することと似ています。
しかし、ご注意ください。
友人との遣り取りとホームページは似て非なるものです!
ホームページは、そのパソコンの向こうでどんな人が見ているか判りません。
自分と同じ世代の者かもしれないし、小さな子供かもしれないし、逆にご老人かもしれません。
日本人ではないかもしれないし、もしかすると自分とは全く異なる趣味や価値観を持っている人かもしれませんよね(可能性です。この際ホームページのジャンルは置いておきましょう)
ホームページは今や初心者でも取り組める手軽なエンターテイメントのひとつと化していますが、今一度、考えを改めずとも次のように心がけてください。
ホームページは商品でもあります!
自分から誰かに何かを提供するのですからね。
ホームページの正しい作り方の神髄は、それを商品と考えることにあります。
ホームページを商品と考えて作り方を心がけるということは、すなわち使い勝手や便利さなどをユーザーのためにと考えて作り方を心がけるということです。
何がどうなってホームページが作られていればユーザーには嬉しいか・・・そう考えてホームページの作り方を心がけるのが、初心者の心得とお考えください。
前回にお話したブラウザに関する表記だって、そういった心がけのひとつなんですよ。
HTMLファイルと並行して作り方をお教えしたいのがCSSファイルです。
CSSファイルとは何かといいますと、ホームページ全体のデザインの元となるファイルとでもいいましょうか。
デザインはHTMLファイルでも作り方があるんじゃないかと疑問に思われる初心者の方もいらっしゃるかもしれませんね。
これについては、ホームページというものが作られた過程からお話ししなくてはなりません。
ホームページ・・・ひいてはインターネットは、もともと大学や研究機関の間における情報のやりとりのために開発されたシステムでした。
ネットワークを通じて、大学構内や他研究機関どうしで研究成果の発表などを行うためのものだったのです。
そのため、ホームページの役割はそれらの文書を掲載させるための、初心者にも易しい作り方のページでした。
そのため、当時は現在の数々のホームページに見られるような、初心者には作れないようなカッコイイデザインなどは不要とされています。
・・・というより、文章掲載のためのホームページであるからして、デザインを良くするなんて考えもつかないのでしょうね。
結果、ホームページ作成のために開発されたHTMLは文書構成に特化しているプログラムとなったのです。
しかし、インターネットやホームページが広まり、一般向けにもサーバー販売されるにつれて、見栄えを良くしようという動きが高まってきます。
それによって作り出されたHTMLの機能が、文書構成とは関係のない、見栄えの為だけのタグです。
文書構成に特化しているプログラムに見栄えを組み込む・・・こうして、HTMLは両方の機能を無理やり兼ね備えた、無秩序なプログラムとなってしまったのです。
そこで、再びHTMLを文書構成に特化したプログラムへと戻し、デザインは別のファイルにて行おうと作りだされたのがCSS(スタイルシート)です。
そのため、現在における正しいHTMLの作り方として、デザインをそこに組み込むことは推奨されていません。
HTMLでは文書構成を、デザインはCSSで、と使い分けるのが正しいホームページの作り方なのです。